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国内の学校講演
現地に文房具を届けるだけが、私たちの活動ではありません。 ここ数年、日本国内の学校から「子どもたちに直接話を聞かせてほしい」という声をいただく機会が増えてきました。小学校から中学校まで、世代を超えて広がっていったいくつかの講演の記録です。 西武学園文理小学校 ―― 届けた側が、教える側になるまで 文房具を2,677個も寄付してくださった西武学園文理小学校。 生徒さん自身が2年間という長い年月をかけて企画したこの活動への激励と感謝を込めて、私たちが講演を行いました。 海外で実際に文房具を手渡す現場の様子や、この活動がSDGsにどうつながっているかを共有し、コロナ禍のため全校放送という形になった講演でしたが、生徒さんたちはとても真剣な表情で聞いてくれていたと、後から先生方に伺いました。 今回講演した役員は、実はベトナムと台湾のPOSTMANに自ら参加し現地で文房具を手渡した経験があるからこそ語れる話を、子どもたちに伝えることができました。 阿見第一小学校 ―― 「当たり前」ではないことを知る 茨城県の阿見第一小学校では、5年生・6年生を対象に、NPO
事務局
2023年12月7日読了時間: 3分


2018年ベトナム支援ツアー
スタッフを含め25人が参加した、2018年のベトナム支援ツアー。今回はその2日間の記録です。 1日目 ―― 子どもたちのために、一冊一冊を選ぶ 初日は、学校に寄贈する書籍を購入するため、市内の書店へ向かいました。ツアー参加者のうち15名が集まり、手配したバスで移動します。 書店には図鑑、絵本、伝記、歴史書、そして日本のマンガまで、豊富な品ぞろえがありました。一人当たり150万ドン(日本円にして約7,500円)の予算で、約20冊ずつを選んでいきます。 「子どもたちには、どんな本が喜んでもらえるだろうか」——参加者それぞれが、現地の子どもたちの顔を思い浮かべながら、じっくりと本を選んでいました。ドラえもん、クレヨンしんちゃん、セーラームーンといった日本のマンガをシリーズ全巻でまとめたり、昆虫図鑑や動物図鑑、アインシュタインやガリレオ・ガリレイ、スティーブ・ジョブズといった偉人の伝記を関連づけて選んだり。この日集まった書籍は、約300冊にのぼりました。 会計待ちの時間には、店の外で市民との交流も。ちょうど日曜日で歩行者天国になっていた街には、たくさんの
事務局
2018年11月1日読了時間: 4分


知識がなくても、国際協力はできる ―― POSTMAN【法政大学】
今回のPOSTMANは、法政大学の皆さんでした。届いた報告には、単なる活動記録以上の、率直な自己内省が詰まっていました。 文房具を届けたのは、ベトナムのストリートチルドレン支援施設「FFSC」。今回は物を渡すだけでなく、自ら企画した参加型ワークショップを行いました。打ち解けられるか不安を抱えながら選んだのは、氷と塩とジュースで作るシャーベット作り。現地で手に入るものを使い、目に見える驚きがある実験というテーマで臨みました。 結果、子どもたちは全力で楽しんでくれ、アイスも一緒に食べながら、距離は一気に縮まったといいます。 半年前の後悔 この企画には、実は伏線がありました。 半年前、個人でカンボジアのフリースクールを訪問したことがありました。そのときは何の企画も持たず、いわば「裸で訪問した」状態。結果、何もできずに終わり、悔しさだけが残ったといいます。 けれど、その悔しさは「専門的な知識や分野がなくても、目に見えるアクションで十分に国際協力はできる」という気づきに変わりました。今回のFFSC訪問は、その学びを実践に移す機会だったのです。 学生らしい国
事務局
2017年4月13日読了時間: 2分


6年間の支援が、行政に認められた日 ―― ナムディン省教育庁からの表彰
ベトナム支援ツアー初日、タンタイン中学校。全校集会が開かれているさなか、私たちは思いがけない知らせを受け取りました。 ナムディン省教育庁から、表彰していただけることになったのです。 2009年に文房具の寄付から始まった、この地域とのご縁。それから6年にわたって積み重ねてきた、奨学金支援、教科書の支援、遊具の支援、そしてPOSTMANの皆さんが運んでくださった文房具の数々――その一つひとつの積み重ねが、行政という第三者の立場から正式に認められた瞬間でした。 支援を始めた当初、私たちはまだ手探りの小さな団体でした。 それが6年という歳月をかけて、現地の行政機関から信頼していただけるまでの関係になれたこと。 この間に、支援を受けた多くの生徒たちが学校を卒業していったことを思うと、感慨もひとしおでした。 これは私たちだけの成果では決してありません。 奨学金を支えてくださった支援者の皆様、そしてPOSTMANとして文房具を現地まで運んでくださった一人ひとりの積み重ねがあってこそ、たどり着けた場所です。 支援者の皆様を代表する立場として、私たちはこれからも、
事務局
2015年2月2日読了時間: 1分


全国の学生たちが運ぶ ―― 広がる学生団体との連携
私たち自身が直接足を運べる場所には限りがあります。 けれど2014年前後、私たちの活動は、思いがけない形で広がっていきました。 全国の学生団体が、自分たちの意志でPOSTMANプロジェクトに参加してくれるようになったのです。 早稲田大学学生団体POST ―― 「POWER OF STUDENT」 早稲田大学の学生団体POSTは、記念すべき第一回の活動として文房具を集め、そのまま私たちの企画ツアーに同行。ベトナム・ナムディン省とタイビン省で、直接子どもたちに手渡してくれました。 POSTは「POWER OF STUDENT」の略。企画を練る「プランナー」と、プロジェクトを支える「サポーター」という役割分担のもと、しっかりとした組織運営をしています。帰国後には活動の様子を映した動画まで見せてくれました。学生団体とはいえ、その本気度は私たちの想像を超えるものでした。 神奈川大学ボランティア支援室 ―― 「子供たちの笑顔は世界共通だった」 神奈川大学ボランティア支援室のスタッフ5名は、4月から5月末にかけて学内で不要になった文房具を回収。「集めるだけでな
事務局
2014年4月1日読了時間: 3分


小さな一歩から国家間の式典に招かれるまで ―― 日越外交40周年「諸民族平和友好記念賞」
2013年9月20日、ハノイ。 ベトナム友好連合委員会(VUFO)と越日友好協会が主催する「ベトナム日本外交関係樹立40周年記念式典」に、私たちは招かれていました。 ベトナム政府関係者も参加する、由緒正しい式典です。ニャン副首相も登壇し、今後の日本とベトナムの友好関係について、活発な議論が交わされました。 この式典で、私たちはVUFOヴ・スアン・ホン会長より、ベトナム諸国友好協会連合会の「諸民族平和友好記念賞」を賜ることができました。 団体としての表彰は、この日わずか5団体。その中の一つに、私たちが名を連ねていました。 思い返せば、私たちの活動は、友人同士で「自分たちにできることからやってみよう」と始めたものでした。それが今、国家間の外交式典に招かれ、正式な賞をいただくまでの場所にたどり着けたのです。 もちろん、これは私たちだけの力ではありません。 支援してくださった皆様、ボランティアとして携わってくださった皆様、そして日本ベトナム平和友好連絡会議(JVPF)の村山元首相をはじめとする皆様のお力添えがあってこそでした。 そして、現地で通訳兼コーデ
事務局
2013年9月20日読了時間: 2分


200万ドンの気持ち ―― タンタイン中学校から届いた、日本への義援金
2011年3月、日本は東日本大震災という未曾有の災害に見舞われました。その直後、私たちは思いがけない知らせを受け取ります。 支援を続けてきたベトナム・タンタイン中学校の先生たちが、現地スタッフのニュンさんに200万ドン(当時のレートで日本円にして約8千円相当)を託し、こう頼んだのです。 「日本の震災の被害者に、寄付してほしい」 すぐに、在日ベトナム青年協会(VYSA)を通じてこの寄付を届きました。 これまで何年もの間、文房具を送り、書籍を届け、パソコンを寄贈してきたのは私たちの方でした。けれど、この日ばかりは立場が逆転しました。決して豊かではない現地の学校の先生たちが、遠く離れた日本の被災者のために、決して裕福ではない状況の中で身銭を切ってくれていたのです。 言葉は通じなくても、思いは伝わる。そのことを、これほど実感した出来事はありませんでした。 同じ時期、雑誌『クロワッサン』、テレビ番組『ミヤネ屋』での紹介をきっかけに、パソコン操作が苦手だからと電話で問い合わせてくださった方々から数多くの文房具が届いており、全て現地に届けました。...
事務局
2011年4月3日読了時間: 2分


POSTMAN、国境を越える ―― カンボジア・タイ・ベトナム
皆様からお預かりした文房具を、現地へ届ける「POSTMANプロジェクト」。この時期、私たちはカンボジア・タイ・ベトナムの3カ国、計5つの現場を巡りました。訪れるたびに見えてきたのは、「支援」という言葉だけでは括れない、それぞれの土地の現実でした。 カンボジア ―― ゴミ山のそばの学校で 最初に訪れたのは、スタメンチャイという地域にある「VCAO School for Vulnerable Child Garbage Workers」。ゴミ山のそばに立つ、その名の通りの学校です。親がゴミ山で働いている家庭の子どもたちが通っていました。 校長先生と子どもたちに文房具を手渡すと、すぐに一緒になって遊ぶことに。子どもたちのパワーには、こちらが根を上げるほどでした。隣の教室ではミシンの授業が行われていて、厳しい環境の中にも、日々の学びがきちんと息づいている光景に、静かに心が動かされました。 続いて向かったのは、プレイベン州チェーンダイ市プレイクラン村の学校。ここは井戸掘りプロジェクトでホームステイをさせてもらった村でもあります。教室では算数の授業が行われて
事務局
2010年2月1日読了時間: 3分


2009年 奨学金授与式 ―― 「パパママに会いたい」その言葉が教えてくれたこと
ベトナム・ニンビンに到着。 前回の訪問時には水害に見舞われていた土地が、今回は一転して乾季で水不足に悩まされているとのこと。ベトナムの気候の厳しさを、あらためて実感する到着でした。 学校に着くと、すでにセレモニーの準備が整っていました。「里親支援のセレモニーへようこそ」と書かれた立派なウェルカムボードが、私たちを迎えてくれました。 ウェルカムボード 15人の奨学生と、里親という仕組み この日、奨学金を受け取ったのは15人の生徒たち。少し緊張した面持ちで並ぶ彼らに、一人ひとり手渡しで奨学金を渡していきました。 少し緊張した面持ちで並ぶ15人の生徒たち 生徒たちは、支援してくださっている里親の方々のプロフィールを、興味津々な様子で読み込んでいました。「里親の方にお願いしたいことはありますか?」と尋ねると、口をそろえて返ってきた答えは—— 「パパママに会いたい!」 会ったこともない遠い国の"里親"に対して、生徒たちは家族のような親しみを抱いていました。支援は単なる金銭のやり取りではなく、顔の見える関係として根づいていたのだと、この一言から伝わってきます
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2009年12月28日読了時間: 2分


文房具寄付 第1弾 ―― すべての始まりは、ここから
2007年度に寄付していただいた文房具を、カンボジアへ届けました。 これが、団体としてはじめての海外支援でした。 今の「JIYU」の原点。 まだ何のノウハウもなく、手探りで進めていたこの支援は、『アジアキッズケア』さんのご協力のもと実現しました。 アジアキッズケアさんは、現地の牧師さんを通じて直接支援を届けている団体です。 私たちは、そのネットワークに乗せていただく形でのスタートでした。 事務局長の部屋は、届いた文房具で埋め尽くされました・・・ 一つひとつ仕分けをしながら、「これを使って、現地の子どもたちが一生懸命勉強してくれたらいいな」と、メンバー全員で思いを込めていたのを覚えています。 そして、この経験から、私たちは一つの決意をしました。 来年度からは、自分たちの手で直接、子どもたちに支援を届けられるように活動していく。 今、私たちが大切にしている「直接届ける」という姿勢は、実はこの第一歩から始まっています。
事務局
2009年7月2日読了時間: 1分
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